不動産登記の司法書士を選ぶポイント

不動産登記は、不動産の売買や贈与、相続など様々な場面で必要な手続きで、煩雑さや時間がかかることなどから、一般の人が行うには難しいものとなっています。

そのため、多くの場合で司法書士の協力が必要となります。

司法書士には、不動産登記に関する豊富な知識や経験があり、スムーズな手続きの実現に貢献してくれます。

そこで、この記事では不動産登記の司法書士を選ぶポイントについて解説します。

不動産登記の司法書士を選ぶポイント

①評判や実績

不動産登記には、手続きが煩雑で膨大な書類が必要とされます。

そのため、最初に注目したいのが、司法書士の評判や実績です。

事前にネット上の口コミや、友人や知人からの紹介などから調べておくことで、司法書士を選ぶ一助になる場合があります。

②専門知識の有無

自分の行おうとしている登記に関する分野の専門知識が豊富か否かも、司法書士を選ぶ際に重要なポイントとなります。

不動産登記の場合であれば、売買、相続、贈与などそれぞれに強い司法書士が存在するため、各々に合った司法書士を選ぶ必要があります。

③費用の明確化

不動産登記は、印紙代をはじめとした実費を支払う必要があります。

また、司法書士に支払う報酬も別途必要となります。

このとき、費用について明確な額をはっきり教えてくれる司法書士を選ぶことで、後のトラブル防止につながります。

はっきりした額を算出しづらいケースであっても、おおよその見込み額を教えてもらうことができれば、その分信頼のおける司法書士といえる可能性が高まります。

④司法書士との相性

不動産登記は、時間がかかる手続きであり、登記を担当する司法書士との相性が悪ければ、ストレスやトラブルが生じることもあります。

そのため、話を進めていく中での安心感や、意思疎通がスムーズに行えるかどうかも重要なポイントとなります。

相談事をしっかりと寄り添って聞いてくれるか、事実をはっきりと伝えてくれるか、説明が丁寧でわかりやすいか、などといった項目に当てはまるかどうかが、司法書士との相性を見極める際に参考となるでしょう。

不動産登記には、多くのやり取りが必要なため、担当司法書士との相性をよく考慮して選ぶことが大切です。

⑤自分の家から近いか

近年では登記申請がインターネット上で行えるようになったことから、司法書士事務所の位置はあまり関係がないようにも思えます。

もっとも、書類に不備があった場合など万一の際にすぐ対応できるよう、自分の家に近い事務所を選ぶことはおすすめできる点の一つです。

⑥費用の額

複数の事務所で料金見積もりを行い、依頼にかかる費用の額が安い事務所を選ぶのも一つの手です。

特に不動産登記の場合には、登記費用が高額になる場合も少なくありません。

そのため、安い価格を提示してくれる司法書士を探すのは他の登記に比べて有効です。

もっとも、安かろう・悪かろうといった場合も考えられるので、サービスの質とのバランスも考慮しておく必要があるといえます。

不動産登記については夕陽丘司法書士法人にご相談ください

不動産登記は非常に重要な手続きであるため、司法書士選びも慎重に行う必要があります。

そのため、司法書士の評判や実績、専門知識や費用面、担当の相性などさまざまな事項についてしっかりと考慮した上で、信頼できる司法書士を選ぶようにしましょう。

選び方に迷った場合には、一度手近な司法書士事務所に連絡をとってみるのもおすすめできる方法です。

また、不動産登記手続き自体は、自分で行うことも可能ですが、大変煩雑であり、間違いや不備などが生じた結果、有効性を欠いてしまう場合があります。

そのため、専門家である司法書士に依頼してスムーズな手続きを進めることをおすすめします。

夕陽丘司法書士法人では、不動産登記に関するご相談を受け付けております。

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