売買契約から不動産登記手続完了までの流れ

不動産売買における最も重要な手続きの一つが、不動産登記です。

不動産の所有権移転は、不動産登記手続きが完了するまで、第三者に対抗することができません。

その結果として、他人に不動産の所有権を取られてしまうなどのトラブルが発生してしまう危険性があります。

したがって、登記手続きは速やかかつ確実に済ませる必要があります。

この記事では、不動産の売買契約から不動産登記手続き完了までの流れについて解説します。

売買契約から不動産登記手続き完了までの流れ

①売買契約の締結

不動産の売買契約は、売主と買主との間で締結されます。

この契約によって不動産の所有権が売主から買主に移転するため、これを起点として不動産登記手続きを行うことになります。

②登記申請の書類作成

契約締結後、登記申請に用いる書類を作成することになります。

この際、申請書の記入に不備がないように注意しましょう。

③売買代金の支払い・各種引渡し

決済日が確認された後、買主はその日に売買代金を支払います。

代金と引き換えに売主は買主のために登記移転の書類に押印を行います。

そして、印鑑証明をはじめとした各種書類を預かり、登記申請へ向けた準備が完了します。

④登記申請

登記申請は、法務局への持ち込みや郵送の方法を用いて行うことが一般的です。

インターネットでの手続きも可能ではありますが、少し手順が複雑なものとなっています。

⑤登記完了

書類に不備がなければ、これで登記手続きは完了です。

手続きが無事完了していると、法務局から登記識別情報通知書が発行されます。

これも申請の際と同じく、直接受け取るか郵送で受け取るか選択することができます。

この申請は基本的に売買代金の支払いと同じタイミングで行われますが、実際に法務局で申請が処理され、これが完了するまでにはおおよそ１～２週間を要するのが一般的です。

不動産登記については夕陽丘司法書士法人にご相談ください

不動産売買は、数多くの手続きが必要ですが、しっかりと完了しておかないと後々のトラブルの元となってしまうため、不備のないように速やかに行う必要があります。

手続きの中でわからないことがあった場合には、司法書士をはじめとした専門家の助けを借りることで、わずらわしい手続きを適切に処理することが可能となります。

夕陽丘司法書士法人では、不動産登記に関するご相談を受け付けております。

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